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2011/02/12

グラン・トリノ

Tweet ThisSend to Facebook | by kanri
久しぶりに最近の…と言っても、2年ほど前の公開なのですが、映画を鑑賞しました。
 
 クリント・イーストウッド監督主演のグラン・トリノ。早速私もDVD買ったので、身近な方にはお貸しします。
 ウォルト・コワルスキーは朝鮮戦争の英雄で、元自動車工員。自ら家屋のメンテナンスや家電の修理をする、善きアメリカ市民の象徴であります。
 
 当然のごとく映画の小道具として、銃やそのケア用品が画面に映るのですが、例えば泥棒の侵入に際して、ウォルトが自衛のためにキャビネットから取り出した銃はM1ガランド。隣家の娘を不良から守るために懐から取り出すのは、コルト・ガバメント。どちらも朝鮮戦争当時の装備品です。また、ジッポに描かれた紋章が第一騎兵師団…「地獄の黙示録」のヘリコプター部隊で有名ですが…だったり、細かいところでマニアのツボをつくネタの数々。
 
 また、工具のメンテナンスのためにサッと出てくるのはWD-40(日本で言うところのKURE5-56のような潤滑油)だったり、殴りこみの直前にガランドをホップスのボアソルベントで手入れしていたり…ボアソルベントを使うということは、かなり本気のメンテナンスです。そういう「語る小道具」がたまらない。
 
 小道具の話ばっかりしてますが、ストーリーはまあかなり男気溢れる話です。気になった方はご覧ください。

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