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2010/12/16

ならずもの

Tweet ThisSend to Facebook | by kanri
今猟期、兵庫県ではハンターに報償金まで用意して、シカの捕獲を推進しようとしています。
 
 私自身、わなの止め刺しも含めれば、猟期入りからすでに5頭捕獲しています。これを申請すれば7,500円受け取る事が出来るのですが、受け取りはしない事に決めました。今猟期は以後、鳥撃ちを中心に出猟するつもりです。
 
 行政からすれば、シカを獲れと言われても鳥撃ちばかりしているハンターなんて、ならず者みたいなものでしょう。
 私も、自分の付き合いがある範囲の人が困っているのであれば、シカでもイノシシでも撃ちますが、行政が獣害対策だ、と旗を振って、小銭を準備して、危ない仕事だけを押し付けているような状態では、シカ撃ちをしても貧乏くじを引くだけです。金目当てのハンターに混じって出猟するのは、トラブルや事故のもとになります。
 
 猟期中は、どの狩猟鳥獣を捕獲するもしないもハンターの自由です。自由に狩猟を実施して、それが結果的には生態系の安定に役に立っているかもしれないし、いないかもしれない。ハンターは生態系の一部であり、カモやシカが「居る」のと同じで、行政が旗を振らなくても間違いなく存在しているのです。

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