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2010/06/23

何故追い山が禁止されたか

Tweet ThisSend to Facebook | by kanri
今朝の日誌「ルイジアナのシカ狩り」で触れた、米国での犬を使った大物猟の規制について、反響があったため追記します。
 
 米国動物愛護協会(Humane Society of the U.S.)の記事「犬に追わせるシカ撃ち -簡単な狩猟-」より紹介すると、追い山が規制される理由は
・犬を使い捨ての道具として扱っている。
・必要以上にシカのねぐらを荒らすことになる。
・他人の土地に侵入しがちである。
・犬に怪我をさせたりするなど、愛護上問題がある。
などなど。
 私の意訳ですので、本格的に議論される際は、原文をご参照ください。
 私としても犬を使い捨てにすることは大反対で、そういう不届きなハンターが多いのならば規制もやむなしとは思うのですが、日本の国土における効率的な駆除には猟犬は不可欠である、とも思います。
 また、犬をシカやイノシシと闘わせることが犬にとって不幸か、という問題ですが、私は獲物と闘うのは犬の本質であり、自然なことであると思っています。
 時に猟犬は、自分の体重の何倍もある、角や牙を備えたシカやイノシシに敢然と挑みかかります。
 毎日世話をする人間には甘え、知らない人間には人見知りのすまし顔。頭の良い子供のような、少し鼻持ちならない態度の猟犬が、牙をむき出し目尻を吊り上げて、何処からこんなに力が出るのだろうと不思議なほど大きな吼え声をあげ、獲物を釘付けにするのです。
 
 飼い主や人間に対しては穏やかで賢い犬でありますが、人間が命じたから獲物を噛む、というほど単純な生き物ではありません。自然の中で本能を開花させる猟犬は幸せであろうと思っています。
 
  ちなみに上記のウェブサイトは「Deer, Hunting, Hound」でグーグル検索をしてネタ探しをしているときに見つけました。同じキーワードでカナダ・オンタリオ州のハンティングガイドも見つけたのですが、こちらは
「最高のシカ狩りは追い山! 響く猟犬の咆哮、大地を蹴る大鹿の足音を聞けば、心臓バクバク!」
 という煽り文句の下に、シカの頭を抱えたおっちゃんの写真。
 
 自然保護団体のウェブサイトに比べて、一般受けはかなり悪そうですね。
 

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