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2010/08/17

1年目からのスナイパー

Tweet ThisSend to Facebook | by kanri
ハーフライフル
 
Web担当のレミントンM870+ハスティング・ハーフライフルバレルです。
 
 散弾銃は近くで動いているマトを撃つもの。ライフルは遠くで止まっているマトを撃つもの。まったく用途が違います。が、日本ではなぜか狩猟目的のライフル所持には猟暦10年のキャリアが必要です。散弾銃とライフルは代替不可能だし、散弾銃のほうがライフルより安全ってこともないと思うんですけどね。(ちなみに遠くで動いているマトを撃つのは機関銃か、ライフルでリード射法やスイング射法をマスターせねばなりません。)
 
 大物猟での12番の散弾銃の有効射程は、ごく大雑把に言って40メートル。チョークや銃身長にもよりますが、これよりはなれると9粒弾、6粒弾は散らばりすぎるし、もっと細かい弾だと威力が落ちます。9粒、6粒なら、50メートルまでは当たり所が良ければ効くはずですが、運任せで獲物を撃つのは良くありません。んで、スラッグ弾を使ったとしても、100メートル離れたら何処飛んでくかわかりませんね。50メートルまではまあまっすぐ飛ぶけど、その先はデータを見る限りでは良いとこ70メートルが実用範囲でしょう。
 
 では、ライフルを持てないビギナーが70メートル以上はなれた獲物を見たらどうするの?? 一つの回答として、サボットスラッグ弾とハーフライフル銃身の組み合わせが有ります。
 
 サボットスラッグは、散弾銃用の単弾の一種で、鉛や銅の弾芯を、プラスチックのワク(サボット)で包んであります。これをライフリングが刻まれた専用の銃身から打ち出すのです。サボットスラッグはライフリングにより回転運動をすると共に、比重の軽いサボットと共に射出されるために通常のスラッグ弾よりも弾速が上がり、空気抵抗の少ない形状であるために弾道特性も良好です。100メートルまでなら落差修正も立射でのグルーピングも10センチ以内で、十分実用範囲です。
 実は私、昨年、友人から安く買ったハーフライフル銃身に、玩具のドクターサイトを着けて試射したのですが、あまりに精度が良すぎて練習する気がなくなってしまい、お蔵入りしておりました。今猟期は雪の降る地域に遠征に行こうと思うので、遠距離対応のためにまたこいつを引っ張り出してこようかと。
 
 
 ちなみにM870は中古で約8万円より。ハーフライフル銃身は7~9万円、スラッグ対応のスコープは4万円、チークピースは1万円弱です。
 
 猟暦10年を待たずとも、射程100メートルの狙撃銃が約20万円でセットアップできるのはなかなかお得だと思いませんか?

22:22 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0) | 豆知識