昨猟期から事務局で「ヌートリアの肉が美味である」との噂がまことしやかにささやかれております。
ヌートリアは水辺に住む、体重10キロ近くになる巨大なねずみで、野菜を食い荒らすために問題になっている外来生物です。前々から「美味いらしい」という説はあるのですが、実際に食べてみたことのある人はほとんど居りませんねぇ。やっぱり見た目がアレですからね。
実践派のWeb担、機会があってモモ肉をすき焼き風にして食べてみたのですが、味はまあまあでした。大型の個体だったためか、肉が硬かったのが難ですが、ヒネ鳥のような肉質で味はカモに似ていました。食味のランクとしては鹿とイノシシの中間ですね。
大騒ぎするほど美味くも無いけど、決して不味いものではないという平凡な結論なのですが、普及するには見た目以上に大きなネックがあります。
それは、ネズミとしては大型というものの、1頭からとれる肉の量が少ないために、皮ハギなどの精肉の手間がかかりすぎるという事です。しかも、肉塊も小さいため筋引きが難しい。労多くして益少なし。
ちなみにもともと毛皮用に移入されただけあって、毛皮はいい感じでなめし作業もしやすいです。有効利用を考えるとしたらこちらのほうが良いでしょうね。